最後の最後に完全にミスりました。
検討中の1階物件が、直前に定期借家契約であることが判明しました。
これ、普通借家との違いは、更新時に更新料を支払って更新する普通借家と違って、一旦契約が切れて新たに再契約という形になるわけです。
これは、オーナー側に有利な契約で、期限が来たら「再契約しない」という事も言えるわけですし、そこまでいかなくても、「再契約時に家賃を上げる、嫌なら再契約しない」とも言えるわけです。
これだけデューデリしても、抜けていましたねぇ。お恥ずかしい。こう考えると、花小金井の不動産契約は実に上手くいきました。(逆に、あそこは、お取引業者に泣かされましたが…)
募集図面には定期借家であることは書いてないので、今見返してみても分からないですね。
しかも、賃料も普通借家と比べて安いわけではない。
言い訳するわけではないですが、2年という期間や諸条件々を考えると、普通借家と勘違いしても致し方ないと今でも思います。
ただ、別の知り合いの不動産屋に聞いてみると、最近は定借だから安いというばかりではないと言っていましたが、内装費用をかける事業用店舗で2年定借なんて、誰が契約するんだよって驚きでした。これが事務所なら、他へ引っ越しすればいいだけですから私もそんなに気にしないですよ。でも、トランクルームは、その場所だからご契約いただけるお客さまなわけですし、その物件用にパーテーションを区切ってしまうので、軽々しく「他の場所に引っ越しします」なんてできませんし、ご契約者さまにしてみれば、「いや、今の場所だから契約したんで、他に移転するならもういいです。解約します。」ってなっちゃうじゃないですか?
ちなみに、この定借の件が判明した後に2物件問い合わせをしましたが条件合わずで、それがもう一度この物件に戻って最後のあがきをしてみる気になる要因になりました。
結局、最初に地域の不動産屋に紹介してもらった萩山駅近物件は用途地域で不適合、歩いて見つけた次の二階物件は別の方に先に契約され、ネットで見つけた本1階物件は2年定期借家、次の木造物件は24時間使用不可能なのでNG、最後の八坂駅近の新築1F物件は、賃料は坪単価が同じくらいで非常に魅力でしたが、オーナーさんのご要望でトランクルームNGということで、合計5物件も問い合わせていますね。
もちろん、ここで諦めるのも一つの手段ですが(実際に諦めかけました…)、メンタル強めに保って、最終交渉してみる流れになりました。というのも、これだけ探しても出てこないという事は、参入障壁が高いという事になります。つまり、後にライバルが出店しにくいという見方もできるわけです。お願いベースにはなりますが、こちらの条件を伝えても殴られるわけではありませんしね。
具体的には、定期借家でありながらも、普通借家に近づける交渉してみるわけです。
この期間、交渉に次ぐ交渉と実に紆余曲折あったものの、最終的には期間10年の定借を受け入れてもらえました。サラっと書きましたが、仲介不動産屋さんには随分と骨を折ってもらいました。
これで、トランクルームをご契約いただく皆さんにも安心して長期間ご契約いただけると思いますし、ビジネスとしても安定できます。トランクルームのような初期費用をかけるようなビジネスモデルだと、長く続けられる保証が欲しいわけです。
とはいえ、そもそも10年後にも再契約はウェルカムな様子ではありました。しかし、大家さんの気が変わるとかという心配よりも、オーナーチェンジで方針が変わったという事例を知っているので、定借には臆病になるんです。
定借自体はビルオーナーさんのお考えでどうしても譲れないようでしたが、実際には2年後の再契約自体もウェルカムだったようです。こういうのを再契約型定期借家と言うらしいですが、オーナーさんも賃料収入でビジネスが成り立つんで、長期的に契約したほうが一般的には有利なわけです。
いずれにしても、話が急転しまして、予定より一カ月遅れの10/1から契約の運びとなりました。
パーテーションは海外から2ヶ月くらいかけて船便で来ますので、11月半ば、あるいは遅くとも12月頭にはオープンを目指したいですね。

